アンモナイト
2009年 12月 17日
アンモナイは、ミネラルショーに行くとつい買ってしまうアイテムです。
買った後、何かに使おうと、そのまましまってしまう私ですが、
Maryさんの手にかかると、扱いがぐっと変わります。
まず洗うそうです。
ただの水洗いかとおもったら、
ブラシでこする、歯磨き粉でこする、水につけておいてまたこする。
これを2~3日くりかえすそうです。
それだけでも、すごいなーと思うのですが、まだその後があって
グラインダーだか、ブラスターだかで、磨くそうなんです。
部屋中に、削った埃が舞い散り、はじめはすごいことになったそうです。
部屋で、ひとりでアンモナイトを削っていると、無の境地に入れるとか。
わかるよーな、わからないよーな、、、
また、彼女によると、化石は泥の堆積に埋まってただけあって、
泥がたくさんつまっているから、磨かないといけないんだそうですが
その泥にも種類があって、黄鉄鉱化する泥と、オパール化する泥と
泥をみれば、どんな性質のアンモナイトの化石かがわかるそうです。
黄土に埋まってたものがおおくて、黄土といえば、化粧品によくつかわれるもので
二次利用ができるといいのかも。
そんなことを、目をきらきらさせながら語っているMaryさんをみると
やっぱし、私の友達になってくれるだけあるなあ思います。
アンモナイトの産出国はモロッコだったり、チベットだったりするので
いつかそこに掘りに行きたいとまでおっしゃる。
治安の面で止めます。が、そののめりこみようは尊敬に値しますね♪
ミネラルショーに行くと、アンモナイトを箱で買う彼女。
そしてそれを磨き上げて、箱に大切にしまって
並べて眺めてまたしまって、また眺める。
アンモナイト見てると時間が止まるんだって。
彼女にとって、アンモナイトは特別なものです。
そして彼女に買われたアンモナイトは幸せ者です。
買うだけでなく、次々と作品にしていく姿がステキだと思います(愛
アンモナイトは彼女にとってライフワークになっているんだなと思います。
彼女の作り出す、アンモナイト作品がこれからも楽しみです。
私も彼女を見習って、まず洗ってあげることから始めないとね。
そんな私たちがやっている講習会、フロリッサに来てくださってる方
ありがとうございます。
来春は、1月17日(日)です。宜しくお願い致します。
by Fokame | 2009-12-17 06:27 | ビーズ | Comments(0)