はみだしっ子
2010年 06月 30日
白泉社の雑誌は別でした。
花とゆめ、LaLaは創刊号から愛していて、
フィールドとしても、どんぴしゃでした。
語りたい漫画は数々あれど、その中で
「はみだしっ子」を最近また急に読みたくなり全巻大人買いしました。
グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年を通して
物事の意味、人の心の分析、他者との関係、自分という存在、など
丁度、中学生~高校生だったは、深読みして深読みして深読みしまくって
熱く自分の中で繰り返したりしていました。
今読むその物語。
むかしの雑誌サイズでなく文庫版なので、ちいさい~
ただでさえ書き込みの細かい漫画なので
やっぱり大判の方がいいなあ。
大判、ざら紙、青いインク。古っ!!!
でも、小さくなったとはいえ、物語の中の彼らは相変わらずでした。
まだまだ色あせていない、彼らの感性。
ぐさぐさつきささってくる心模様。
三原順氏にしか描けない、痛いほど含みを持った複雑な微笑。
これを読んでから、夜見る夢の質がかわってきました。
すごく具体的な夢を見るようになったのです。
日常、見過ごしてしまいがちのことを、彼らがまた細かく見せ初めてくれるのでしょうか。
もう亡くなってしまった、氏に黙祷。
できれば、今の中学生にも読んで欲しいなと
さりげに子供の前に置いたりしてみました。
ちらりと、「わー。昔の絵」といわれただけであとは見向きもせず
ジャンプと少年ガンガンに夢中の子供。
うーん、あの頃の私たちませすぎていたのか??
今の子は自分の存在に悩みを持ったりしないのか?
あの年代だからこそ読んで欲しいのだけど、、、、と昔を回顧するのは古いのかな。
昔を語るのはおばさんの証拠なのよね。
ま、おばさんなんだから仕方ないけど。
ライトノベルの猫系の天然少女に自己投影してる子供の心なんてわからな~い。
てめーら、逃避してんじゃねーぞ
といいたくなる言葉をぐっと飲み込んだりしてみたのよね。
さてさて、糸通しも折り返し点にきました。
後半分。
今日と明日で勝負をつけたいもんです。
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by Fokame | 2010-06-30 09:25 | 漫画 | Comments(4)
きっとツボだとおもってたら、
やっぱりうれしい反応ありがとうございます(>▽<)
私もグレアム派だったんです。一生懸命似顔絵とか描きました。
でもね、改めて読んでみると、今はアンジーばかりが
頭の中に浮かぶの。
アンジーの容赦ないツッコミがうれしいMになってしまったようです(^^);
リアルでは、最終回までついていけなかったんです。
あらてめて買ってみたら6巻もあったので、驚き。
でも、最終回らしくない最終回?って感じでしたよ。
糸通しがんばりますぜ!ありがとうございます♪♪♪
趣味や環境が似ていてとってもうれしいです。
いや~私といっしょですね~~仲良くしてください♪
最近急に読みたくなったきっかけは『小町』なんですが
もしかして、、、、、?
だったら、もっと面白いですね!
チューブクロッシェの綴じは私も毎回お祈りです。
きゅっと段があったら、やった~と喜びを感じる
万年初心者でーす。
ブログ拝見しました。素敵ですね!!
頑張っていらっしゃるお姿に惚れてしまいました♪
これからもよろしくお願い致しまーす(^▽^)
勇気をもらいました。ありがとうございます☆