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バードウォッチングのディープな世界

懸賞 2016年 06月 01日 懸賞

今日から6月なんですね~~

家の周りで、ホトトギスの初鳴きを聞いて
「ああ、もうこんな季節なんだ」と思った、日本野鳥の会会員のFokameです。

鳥ってどれもこれもおんなじ~~と思われがちなのですが
それぞれに、生息域とか特徴とかあります。
鳴き声もみんな違う。

初めてバードウォッチングをした時に
目の前を一瞬横切る鳥を「×××!!」と言い当てる先輩すごいとおもったけれど
知識を積み重ねていくと、
場所・飛び方・シルエット・鳴き声・季節などの情報から推測できるってわかるのです。
「この季節にこの場所を、こんな感じで飛ぶのは××。」これぐらいの情報から推察。
そこに、鳴き声とか止まった姿があれば「あれは××」と完璧に言い当てられます。
自然界の中のお宝さがしみたいで、バードウォッチングは楽しいですよ~~♪

野鳥を見る人にとって「ライフリスト」という言葉があります。
『鳥をいままでにいくつぐらい見たか』という数。
「見たぞ!」っていう自己申告なのですが、わりとこの数が大事。

日本の野鳥が約600種。
このうち家の周りで観察できるのは、60種ぐらい。
ちょっと本気だせば100種ぐらい。
旅行とかであちこち見て回っても200種。
飛行機とか使って離島までいけばまだまだ~~って世界。
「ライフリストは〇〇」とくれば
そこでババーンと上下関係が発生します。
ま、双眼鏡の扱い方をみれば、
その人のだいたいの鳥見歴もわかっちゃうのですが
やっぱり「ライフリスト」の数は威力があります。

バードウォッチャー同志が集まった時、「ライフリスト」の多い人は尊敬されるし
同定(あの鳥は××と言い当てること)の時の発言力はものすごく強いです。
低い人は、意見言いにくい雰囲気もありました^^;;

自己申告の「ライフリスト」ですが、ウソ言ってもだいたいばれます。
「へー、どんなとこ回ってるの?」なんて探りを入れると
その人はしっかり言っているつもりでも、周りの知識のある人にはバレバレ。
「あー、、、、そうなんだー、、、、」と。
どこにどんな時期に、どんな鳥がいるか、
図鑑をほぼ頭に叩き込んでいる人たちの中では
なまじっかなウソなんて通りませーん。
今考えるとディープな世界でした。

マニアな世界の中で、
それぞれに山の中で鳥の声を頼りに、
声の主を探し回ったのは懐かしい日々です♪

そんな、あれこれがあるので、
ホトトギスの初鳴きって、とってもしみじみするものなのですよ~~
「トッピンカケタカ、ホトトギス、、、ホトトギス、、、」って
今の時期鳴くのでちょっと家の周りでも耳を澄ませてくださいね^^

いまでは、もっぱら家の中でバードウォッチング。
オカメインコ2羽とセキセイインコが部屋の中飛び回っていると
まるで鳥カフェみたいで、
わざわざお外に行かなくても~なんて思っちゃってます。
バードウォッチングのディープな世界_b0146998_19182218.jpg

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by Fokame | 2016-06-01 19:29 | 日々のこと | Comments(2)

Commented by ろんもやん at 2016-06-02 09:25 x
こんにちは。
嫁ぎ先の父が日本野鳥の会でした。
鳥が大好きで、大きな鶏舎に孔雀を何羽も飼っていました。他にも金鶏、銀鶏、烏骨鶏ナドナド。
観賞用なのか食肉なのか不明でしたが、時々地鶏を頂いたことを思い出しました。
うちはとても田舎なので、夜になるとフクロウが泣きます。
ホウ ホウ ボロキテホウコウ

私は鳥は全くわからないので義父との話題探しが大変でした。Fokameさんの記事をもっと読んでたらよかったなあと思いました。
Commented by Fokame at 2016-06-02 21:45
ろんもやんさん、こんばんわ。
鳥話しに乗ってくださってありがとうございます。
孔雀を何羽も飼育されているなんて夢のようです。
きっと本格的な方なのでしょう。憧れます(*^_^*)
フクロウの聞きなし「ボロキテホウコウ」なのですね。
私は「ゴロスケホーホー」って覚えていました。
ちゃんと話題をあわせようとしていたろんもやんさんは
とっても素敵なお嫁さんですね^^
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