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こぎん刺し古書

懸賞 2019年 07月 12日 懸賞

ここのとこ、こぎん刺しの珍しい本を集めまくってました。
復刻版の本や、オークションでの古書とか。
復刻版は主に編み図がしっかり再現されてて、とても刺しやすくなってます。
オークションで手に入る古書もすごい。
みかけたら絶対買うべきって思ってます。
右端の本は、昭和56年発刊。
総刺しでインテリア作品作ってるものが多くて、見ごたえがあります。

現在でているこぎん刺しの本は、どちらかというと手軽にささっとできる
作品が中心。だから小さなボタンとかブローチやコースターばかり。
昭和の半ばころに出てたは、大物作品が多い。
見るのもすごいし、模様も大迫力で満足度高いな~~^^
私の帯地にさしているサンプル集はこれらの本から模様をいただいて刺しております。

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古書が面白いとおもったので、オークション落札2冊目。
表紙だけで中身がよくわからなかったのですが、ドキドキで落としました。
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到着しtて、中を見て「よかったーーーーーーーー!!」という内容でした。
新書版で、手芸本というより読み物としてとても充実してます。
見よ、この厚さ。
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こんな感じで情報がびっしりです。

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発刊は昭和49年。
明治生まれの著者が、現地で刺し手たちから聞き取った内容がびっしり。
どこの村の誰それさん談と出所がはっきりした情報が多くてものすごく読みでがある。
色々な勉強を通して、こぎんの歴史とかなんとなくわかってたつもりだったけど
そのどれよりもわかりやすいし、肉厚な内容。今まで読んだ本もこの本をベースに
書いているのかなと思うぐらいの読み応えある内容でした。
この本はAmazonの古本ででまわってます。確かに高いけど価値はあります。
ああ、このころにこぎん刺しに出会っていれば、、、

歴史の聞き取りだけでなく、
デザインに関する考察とか、計算方法とかものってて
今までのどの本よりすごくて、ものすごく満足。
オークション品なので高価だったけど、
これは手元に置く価値ありますね~~!!
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私はカルチャーセンターでこぎん刺しを習って、
その後色々な本を集め始めて、実際にさして
こぎんってなんだろう、こぎんってどこに行くんだろうと模索してたけど
色々な本にあたっていくうちに自分の立ち位置もだんだんわかってきたような。
どの先生の系譜で、自分が刺しているのはどの人からの流れだとか。
流派を超えて、こぎんってなんだろうって全体の位置を見るのもとても楽しい。

明治の28~9年あたりにこぎんが廃れ始めて
昭和初期の民藝運動で再評価。
戦争を乗り越えて、先人たちの努力で受け継がれ昭和の30年ぐらいに
手芸としてのブームが起こって、昭和50年代あたりに研究書が。
本が充実しているのはこの昭和の時代。
(こんなあたり?まだ間違ってるかも。もっと勉強せねば)

現代に本屋で見ることができるこぎんの本は、小物中心。
手芸界での現在のこぎん刺しは「可愛らしくて素朴」の範疇。
今はそういうニーズであり、そういう認識なのかもしれない。
こぎんの模様(もどこ)は確かに可愛い。
花っこ、豆っこ
てこな(ちょうちょ)
ねこのまなぐ(猫の目)
ねこの足(猫の足)
べこの足(牛の足)
くつわつなぎ(馬の轡つないだもの)どれもこれも名前含めて本当に可愛い。

若い娘さんが
「私花っこが好きなのよ」「えーー私は猫でそろえようかな」なんて
きゃっきゃうふふな世界。色んなもどこを使い分けて様々に刺す。
昔の人はそんな風に刺していたのかと思ってたら、実は~
なんてのもこの本で分かってしまいましたね^^;;;


古書にあたって学ぶにつれてこぎんは女性の生きざまなんだと思うようになったの。
もっともっと根太いもの。可愛らしさとは正反対のところにあったもの。
生活と人生と共にあったものだとわかってくるともっと深くなる。
知らなかった。もっともっと知っていきたい。
今のこぎん刺し、これでいいの??って思ってる人、
どっしりした作品を作りたい、しっかりしたものを見たいと思ったら
どんどん古書にあたってください。
絶対楽しいし、勉強になる。じっくりじっくり読みこんでいきたいです.


こぎんって何?って思ったら
今一番情報がそろってるのはkogin.netです^^






by Fokame | 2019-07-12 12:05 | てまりと刺し子とこぎん | Comments(0)

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